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長野県茅野勤労者山岳会 しらびそ山の会

                                  
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権現岳のコルから遠くに富士山を望む

 2012年1月〜12月の山行報告です。      

2012年に会員が出かけた山行報告をご覧下さい。


2012年12月29日〜31日 北ア 常念岳       メンバー L谷内、牛山(記)
【行程】
12月29日
南岸低気圧の通過で、茅野市でも朝の積雪が15?となる。更に高速が塩尻北より除雪通行止めとなり、仕方がなくここで下り下道を通って入山口まで向かう。烏川ゲートP(ほりでーゆー前)に7時50分に到着する。そこには豊橋から来た7人パーティーいた。先発隊がテント泊でここで後発隊を待って合流したようだ。(ここまでの除雪が終わったばかりだったそうなので、高速通行止め分の時間も精算された勘定になる。)
ゲートからは20?の新雪の中を3時間かけて大平原へ向かう。軽い雪だったのでラッセルの苦労は少なかった。南東尾根へ取り付いた場所は、三股とニノ沢へ向かう道の分岐にあずまやがあり、そこからササの生えた尾根を登り始める。重い泊り装備にササの上に雪がのった急な登りに体力が一気に消耗していくのが分かる。二人でラッセルを交代しながら、傾斜は徐々に緩やかになっていき13時45分1596mピークに到着する。明日の悪天予報はうそのように天気は快晴、ひょっとしたら明日は常念岳まで行けかも?と期待が膨らむ。
14時30分、次の登りが始まる手前の1640m付近をテン場と決めて日のあるうちにテントを設営する。

12月30日
4時起床して5時30分発。風はあるが暖かな曇り空の下、膝ほどのラッセルを交代で行いながら前常念岳を目指ざす。8時頃からみぞれ混じりの雪が降り始め、体についた雪が水に変わってどんどん濡れていく。それでもラッセルで順調に高度をかせいで、10時25分に2400mの森林限界に到着する。吹雪にかすむように前常念岳が見える。しばらく進むとやっと足元が凍り始めアイゼンに付け替える。2500m付近まで登るが風と雪、それに下降が難しそうだったので11時に引き返すことにする。
この日は二つ玉低気圧の通過で全国的に雨の一日。下降中も体についた雪が解けて衣類を濡らしていく。テン場に着く頃には雨に変わり体がびしょ濡れだった。更にこの雨でテントの中が池になっていて、タオルや食器で水をかき出す作業も待っていた。(さんざん水を捨てた後に水作りを始めることになるので、やってる事は矛盾している訳だが、おナベの中以外の水は敵となるわけである。)そしてその夜、みぞれ+雨の音を聞きながら、冷たい一夜を過ごすことになる。

12月31日
冷たい衣類と水にぬれたテント等を身に着け背負い、とにかく下る。(冬型の冷え込みがなくてよかった。)1596mピーク辺りに一張り、まだ起きていないようだ。(…きっと冷たい思いをしたんだろうな? と、他人事のように想像しながら通り過ぎる。)
二人組×2Pと単独1Pが常念に向かう。7人組の豊橋Pは、東尾根に取り付いたが昨日の内に下山したようで既に車は無かった。
たくさんラッセルができて、寒い夜も体験することができた充実した3日間だった。

【コースタイム】
12月29日(曇〜快晴)
 スポーツ公園5:00――烏川ゲートP(ほりでーゆー前)7:50――P発8:00――大平原
 11:00――1596mピーク13:45――1640mTS14:30
12月30日(曇〜雪〜吹雪〜雨)
 TS発5:30――2024P6:45――三股夏道合流点8:45――森林限界2400m
 付近10:24――2500m付近11:00――TS13:30
12月31日
 TS発6:30――大平原7:15――烏川ゲートP(ほりでーゆー前)9:30
  
                                <一日目 快晴の常念岳>
  
 <二日目 森林限界から前常念岳を望む>

2012年12月22日〜23日 忘年山行 上高地
                     朝倉(L)、倉沢、矢島、福田、舟橋(記)、非会員1名
クリスマス寒波の間を縫って、上高地に行ってきました。
22日、坂巻温泉泊。忘年会にて本年の反省をしつつ、来年の抱負を語りあいました。

23日、8:00 坂巻温泉の車で送っていただき、釜トンネル入り口へ。
ここから登高開始となります。1300mあまりのトンネルを約25分で通過。トンネルを出た途端に、青空が広がりました。大正池を経由し、田代橋から対岸に渡ります。道々、焼岳、明神岳、乗鞍岳等が美くしく冬の空に映えていました。
ウェストンレリーフで記念撮影。河童橋でガスを炊いて昼食とし、その後は、雪に埋もれたバスターミナルを経由し、釜トンネル出口へ戻りました。
坂巻温泉で再度入浴後、吹雪の中、帰路を急ぎました。憧れの冬の上高地に行くことができ、満足でした。
また、坂巻温泉の皆様。釜トンネルまでの往復を含め、たいへんお世話になりました。この場を借りて厚くお礼申し上げます。
  
  
  
  

2012年11月23日〜25日 熊野古道 伊勢路を歩く
奈良・平安の昔から、日本人の心の拠り所として脈々と受け継がれてきた熊野詣での信仰の道を歩いてみたくて、本宮大社を目指すいくつものコースの中から伊勢路を行くことにする。
       
                                              続きを読む

2012年11月24日 南佐久 御座山(おぐらさん) 
                                舟橋(L)、朝倉、倉沢、非会員2名
晩秋の山を楽しみに南佐久の御座山へ行ってきました。北相木村よりの白岩ルートを選択。登り口からは樹林帯の急登です。ひと登りで、尾根上へ。見晴台(1750m)からは頂上方面に向けて樹氷が広がっていました。
前衛峰を経て山頂へ。好天に恵まれ、眼前には八ヶ岳連峰が広がり、南北アルプス、浅間山、秩父山塊などパノラマを見ながら、山座同定を楽しみました。
下山後、南相木村の滝見の湯で温泉に浸かり、帰路につきました。
ゲストと元会員を加え、楽しい山行となりました。
  
  

2012年10月14日 荒船山 長野群馬県境
10月14日 荒船山に行ってきました。小泉山 守屋山 北八双子池と矢島さんにつきあってもらってリハビリ山行を続けてきました。今日は娘夫婦と4人です。
紅葉はまだ少しはやかったけれど艫岩の絶壁を ぞくぞくしてのぞいてきました。足はありがたいことに順調です。20人ほどの団体さんに何組も会いにぎやかな山でした。
熊にも出会い くま! くま! くま!と絶叫したら逃げました。かわいい小熊でした。
        

2012年9月29日 キノコ山行 御小屋山〜御小屋尾根 
                                舟橋(L)、朝倉、矢島、非会員3名
キノコを求めて御小屋山へ入山。美濃戸より北斜面進入直後、ジゴボウ発見!これは幸先が良いぞと思ったのもつかの間。あとはほとんど何もとれないまま、御小屋山山頂着。一息ついて約2500m、森林限界地点まで登高。紅葉は1〜2分といったところ。
登山道にはキノコ目的の入山者が結構いるが、どの方もあまり採れない様子。わずかにとれたジゴボウをいれたトン汁で、昼食。美味なり。
帰路は再び、北斜面に進入し、大物を求めてさまようが、結局ボウズ。昨年に引き続きキノコがほとんど採れないキノコ山行となりました。
あ〜マツタケよ!あらわれておくれ!
  
 

2012年9月16日 北八ヶ岳 双子池                晴れ L矢島 福田
先週の守屋山に引き続き、リハビリを兼ねて今度はもう少し長めのコースをということで北八ッの池巡りを計画した。
久し振りに訪れてみると、やはり露に濡れたコケの絨毯に覆われた樹林の静かなたたずまいは神秘的でもあり、明るい日差しがさす柔らかな緑は心落ち着くものがあった。亀甲池から雌池、雄池を回る。
三連休でもあり、親子連れやいくつかのパーティが賑やかに散策を楽しんでいて、テントもいく張りか見られる。
そこそこのアップダウンや歩きにくい岩の出た道もあったが、何のことはなく慎重に歩きながらも順調な回復ぶりが感じられ、一安心だった。
【コースタイム】
6:00発--6:50竜源橋--亀甲池9:10--双子池ヒュッテ10:00--雌池発11:00--竜源橋着13:10
  
                    亀甲池             双子池雌池

2012年9月16日 高妻山                     谷内、中谷(R&B)
戸隠連峰の最高峰に初めて登ってきました。高妻山は積雪期に登ってみたい山の一つで、調べてみると五地蔵東尾根が登路として使われており、最近では弥勒新道という名の一般道が開けられていると。今回は偵察兼百名山もうでの秋山ハイクでしたが、もと当会会員で現在ロックアンドブッシュ在籍の中谷さんと久しぶりの山行で旧交がかわせ楽しかったです。

行動記録
天候;晴れ、秋山とは思えないくらい気温高し
AM4時茅野発‐5:45戸隠キャンプ場入口駐車場で中谷と合流〜6時発‐弥勒新道経由‐8:20五地蔵‐10:08高妻山。さすが秋の三連休の百名山、多くの登山者でにぎわっている。日頃なじみの少ない北信の山々の眺めを堪能し11時往路下山‐14:20駐車場帰着
  
  

2012年8月16日〜8月18日 南アルプス 小渋川〜赤石岳、荒川岳
                                             L谷内、宮坂
南アルプスの中でもひときわ奥深く簡単には近づけなかった赤石と荒川にようやく立つことができました。入下山口の異なる長期縦走は休みの関係で難しく、以前からあたためていた小渋川コースを候補にあげるが、広河原からの長い尾根の往復もはばかられ支流の福川右俣を登路としての周回コースを選定し渓歩き〜沢登り〜縦走と満喫してきました。
         
                                              続きを読む

2012年8月4日〜5日 夏合宿 甲武信ヶ岳 東沢釜ノ沢左俣
                                  メンバー T・A・F・Y・M・K 6名
毎年恒例の夏合宿、今回はお膝元の八ヶ岳を離れて奥秩父へ足を延ばす。
東沢は、滝や釜や淵が続き、沢登り愛好家には有名な所。冬季に氷瀑となりクライマーに人気のある乙女ノ滝、左俣へ上がると、広大な一枚岩千畳のナメ、流れ落ちる水が魅力の両門ノ滝など見所いっぱい。初級の沢で、ザイルはほとんど入らなかったが、水量がとてつもなく変動する所なので天候には注意。幸い天候にも恵まれ、メンバーにも恵まれ楽しい沢だった。

西沢山荘より二股吊橋を過ぎた所で右手の沢へ下り、遡行準備。山の神までは、高巻き道をいき、途中、ホラノ貝を見物し沢歩きに入る。広い沢で、乙女の滝、東ノナメ沢、西ノナメ沢(西は一回見間違えました)と、きれいな所ばかり。釜ノ沢分岐で昼食としたが、4組くらいの他パーティーも入っている。個人的には沢で他のパーティーを見たのは初めてだったので新鮮。両門ノ滝を過ぎた所で一番の見所、千畳のナメ、うーん秋にも来たい!!。広川原でテン場を探し、お酒と新鮮な野菜(A氏に感謝)おいしい料理(Y嬢に感謝)を堪能し初日終了。

2日目は、左俣をぐんぐん登り、途中4段のナメ、逆層スラブ帯を抜け、甲武信小屋ポンプ小屋、甲武信ヶ岳頂上、戸渡尾根分岐、徳ちゃん新道分岐、ヌク沢経由で下山。
今まで、暗い沢ばかり行ってきたので明るい沢はとても新鮮だった。
このサイトを見て、沢やってみたいというお考えのアラフォーまでの方、随時メンバーを募集しておりますのでご連絡をお待ちしております。
  
                  西沢山荘前          東沢途中(水量が丁度良い)
        
       乙女ノ滝(M氏冬季どうですか)                    西ノナメ沢 
  
         釜ノ沢分岐前(Y嬢ガンバレ)       魚止めの滝(集合写真K氏以外)
  
                千畳のナメその1                千畳のナメその2 
  
           両門ノ滝(T氏カッコいい)    テン場にて(朝A氏お酒抜けました?) 
  
           4段のナメ(少し怖かった)          甲武信ヶ岳頂上 

2012年7月28日 県連登山学校 南木曽町柿某川下流域
恒例の県連主催の登山学校が伊那山仲間のご協力の下、7月28日に南木曽町柿其川下流域でありました。
しらびそからは、4名プラス1名の参加となり、全体では26名の参加となりました。
泳ぎありの沢登りは初めての人、沢登り自体が始めての人と様々でしたが、皆一様に学習し楽しんだ登山学校でした。
遡行自体は大した距離ではありませんでしたが、なにぶん大人数名もので時間が掛かり、途中今時の装備の4人パーティーに抜かれたもの、参加者全員無事に終えることができました。(お一人穴に落ちた方がいましたが大したことはありませんでした。)
沢登りが好きになった方もいらしたようですし、しらびその留守部隊の方も行ってみたそうな顔をしていました。
下流域・中流域・上流域とまだまだ面白そうな所があるそうなので、今度、会でも行く機会がありそうです。(そのときは伊那山仲間の方、ガイド頼めるかなぁ〜?)
  
          泳ぐ!泳ぐ!             26人わたるには時間が掛かる 
        
            T氏、何を思う              メンバーと記念撮影
 
   講師の方 ありがとうございました

2012年7月22日 南八ヶ岳 広河原沢右俣        谷内、倉沢、矢島、朝倉
何度か行った右俣に久しぶりに行ってきました。土砂と流木が多く水量もこれまでで最大でしたが次々に現れる小滝に初見の倉沢、矢島両名も満足の様子でした。あいにくの曇り空で濡れた身には寒さがこたえましたが沢の全域でさまざまな花が目を楽しませてくれました。ハクサンシャクナゲ、ニョホウチドリ、ハクサンイチゲ、ムシトリスミレ、クロユリ、チシマギキョウ等々。
  
  

2012年7月14日 冠着山ボコダキ岩クライミング        宮坂(松勤)、谷内
明け方までの雨でちょっとぬれ気味で、いつまた降り出すかわからないような天候であった為か、我々と後からきた1パーティーだけと静かなゲレンデでのクライミングを楽しむことができました。
ボコダキ岩は初めての訪問で、宮坂さんの案内のもと私向きの初級ルートを何本か登らせてもらいボコダキ岩のピークにもたつことができました。
8時茅野発‐9:25駐車場‐10時〜14時クライミング‐冠着山頂往復‐15:30駐車場帰着
         

2012年7月1日 八ヶ岳 硫黄岳        舟橋(L)、倉沢、非会員Iさん親子
小学6年生のご子息に山を経験させたいという、職場の同僚Iさんのご希望を叶えるため、倉沢君にも付き合ってもらって硫黄岳に登ってきました。
あいにく小雨降る中、桜平を出発。台風の被害により荒れ気味の登山道を夏沢〜オーレン小屋と登っていきます。
Iさんとオーレン小屋の小平さんが近所であることもあって挨拶。せっかくここまで来たら登っていけ!という小平さんにも後押しされ、さらに夏沢峠〜山頂を目指します。天候は下り坂。森林限界を飛び出したところで完全雨装備に。ご子息のH君が音を上げたら下山と決めたのですが陸上をやっているH君は強い!風雨にさらされながら、「行きます」の繰り返し。ついに何も見えない硫黄山頂に立ちました。
山頂からは赤岩の頭経〜オーレン小屋へ下山。途中ガスで湯を沸かし、山のご飯の雰囲気もIさん親子には味わってもらいました。
今回はほとんどホワイトアウトの視界でしたが、次回は、是非八ヶ岳連峰をしっかり目に焼き付けられるような好天の日に登りましょう。
それにしてもH君は強い。是非、10年後は当会にスカウトしたいと思います。 
                                                記:舟橋
  
     硫黄山頂 視界ほとんどなし。     
 
 赤岩の頭にてIさん親子 H君余裕の表情

2012年6月30日〜7月1日 尾瀬 燧ヶ岳             小野木ファミリー 
25年ぶりに尾瀬に行って来ました。
その頃の記憶は断片的でしかなく、雨に2日間降られつらかった思い出があります。そのため東北最高峰の燧ヶ岳へ登らず、尾瀬を出てしまったのが25年間ずっと悔いとして残っていました。
今回我が家の長男を説得し2人でテント泊の計画で行きましたが、果たして結果や如何に・・・
          
            満開のワタスゲと燧ヶ岳
          
            木道は延々とつづく                      続きを読む

2012年6月24日 秩父 ナメラ沢                リーダーT・F・記録K
今年最初の、沢歩き。何時もは八ヶ岳の沢を主に歩いていたので、事前に明るい沢と聞いて楽しみだ。
沢沿いの車道を歩いていくと、「この沢は沓切沢ではありません ナメラ沢入口はこの上」と看板が立っている。そのとおりに小さな尾根を越えると「ナメラ沢へ」と書いた看板が立っており、そこからササ道を下る。
沢との出会いで装備を整え入渓。リーダーから事前に全体像を頭に入れて置くよう注意があったがその時点では頭には入れていなかった。「ナメラ沢はどちらでしょう」の質問に口ごもる。反省。正解は、出会った沢は峠沢で少し下ったところにナメラ沢峠沢二股分岐がある。
ナメラ沢の5mの滝を左に巻いて遡行を続ける。ゴーロとナメが交互に出て歩きやすいが、倒木が折り重なっておりチョット暗い沢。
HPでは、ナメをすべり台にして遊んだとの記述もあったが今回は出来なさそう。左俣、左俣と行くと水量が減り、詰めとに入る。
稜線に出るまでがシャクナゲの林で歩きにくいが、1時間足らずで稜線へ。そこから雁坂峠経由で駐車場へと戻る。
途中でカモシカに遭遇したり各々新しい装備を確認したり目的のあった沢だったが、個人的には足慣らしという気分で行ったので満足。(最初の5mの滝で濡れておけばもっと満足)
【コースタイム】
料金所ゲート駐車場出発5:30〜沢入り7:00〜二股分岐7:30〜45mのナメで休み9:20(9:40出)〜稜線10:30〜雁坂峠11:45(昼食11:10出)〜料金所ゲート駐車場着14:00
  
           峠沢出合い                     ナメ
  
   稜線に出たところ(Fお疲れの様子)           雁坂峠での昼食 
   
                                            全体図

2012年6月3日 入笠山清掃山行
予報では雨模様だったが朝からすっきり晴れ、日中はかなり暑くなった。
会員7名+一般参加者7名で、久しぶりに賑やかな山行になった。
「花の入笠山」ではあるが、時期が少し早くてスズランは芽が伸びてきたところ、ズミはつぼみが膨らみかけた段階で、まだ華やかさはないがエンレイソウやクリンソウ、ヒトリシズカなどの花をめでつつ周囲のゴミを拾いながらゆっくり登る。
案の定、大賑わいの山頂でトン汁を食べた後、首切登山口側に下山。
人気の山だけに、しばらく行かないうちに登山道や湿原の遊歩道も過剰なくらい整備され
トイレも新しくなっていた。元気な若者たちと花や鳥を楽しむことが出来た。
        

2012年5月27日 北アルプス 常念岳             谷内、宮坂(松勤)
いつの日にかの冬季山行の偵察も兼ねて、学生時代以来久〜しぶりの常念岳に行ってきました。一ノ沢中半ぐらいから残雪しっかりあり、竹ポール道標とステップに導かれアイゼンを使うことなく快適に直登し乗越へ。稜線上はほとんど雪なく冬靴でのガラ場登りはしんどかったが誰もいない静かな山頂からの眺めを堪能す。宮坂さんがあたためている横通岳東尾根が目の前に大きく横たわっていた。
・天候;快晴〜昼前頃より入道雲発生したが雷は夕方だった。
・行動記録;AM3:30茅野発‐4:42駐車場にて宮坂と合流‐5:10ヒエ平発‐8:10常念乗越−9:24常念岳‐往路下山‐12:40駐車場帰着
  
  

2012年5月19日 ロープワーク 多留姫の滝にて    谷内(講師)、倉沢、舟橋
夏山のシーズンインを前に、リーダー部長を講師として、ロープワークの復讐を行いました。ハーネスの装着、自己確保、8の字法(エイトノット)、プルージック、シットベント、懸垂下降など十数項目の確認と注意点について学びました。
当会はこうした安全を確保する学習も進めています。一緒に登って学びませんか。
  
  

2012年5月12日 木曽大桑村 糸瀬山
先月の山行で発生した事故の検証を行うため、同じコースでの山行を組む。
下山中の転倒による骨折という大きな事故が発生してしまった背景とその後の対処法がどうだったのかを現地でさぐった。今後、会として検証結果を踏まえ、セルフレスキュー訓練等を行いながら安全登山を目指す。

糸瀬山の登山口は桧の林から入る。全行程、樹林に覆われ開けたところはない。標識も多く、わかりやすいコースだ。(標高差1000m)
松原よこてからは尾根に沿ってまっすぐに登る。まむし坂という急登を汗をかいて登り、その上の青ナギは東斜面が大きく崩壊している。標高はないが、コースは単調で意外にきつい。程なく山頂に至るが林の中にコケの着いた岩が散らばり、どこが山頂なのかはっきりしない。のろし岩という巨大な岩に梯子と鎖がついていた。
下りは枯葉が積もっているので滑りやすく、急斜面も多いためどこで転んでもおかしくないような道だった。
事故現地の状況確認、留守本部への連絡の取り方等々について確認する。いつ我が身に起こってもおかしくない事故であったことから、参加者は真剣に取り組んだ。
【コースタイム】
茅野5:30--登山口(860m)7:20--松原よこて8:10--イチョウ谷--尾根屈曲店8:35--現地8:55--まむし坂--山居の鳥屋--青ナギ--山頂(1867m)11:15--青ナギ11:35(大休止)12:05--現地13:00--登山口14:00--茅野着15:40


2012年5月5日〜6日 頚城山塊 妙高、火打山       L谷内、宮坂(松勤)
山スキーから足をあらってもう何年になるか。その当時火打は何度も行っていたが、その隣の妙高は外輪山の三田原山止まりで本峰は登ってなく気になる存在であった。今回不安定な気象条件のもとではあったが早立ちとスピーディーな行動の可能なパートナーのおかげで頂上を踏むことができました。

5/5 晴れ
AM5時茅野発−7:05笹ヶ峰駐車〜7:25発。積雪1m以上と充分あり。8:20黒沢。十二曲り経由10時富士見平。10:30高谷池テンバ設営。午後からの天候悪化が心配され早めの行動を心がけ11時火打へ向け出発。しまった雪面で快調にとばせ12:26火打山頂。風あるが眺めよし。スキー時代に行ったことのある天狗原山、昼闇山、焼山北面台地等がなつかしい。13:20テンバ帰着。15:30頃より小雨に降られるが夜は星空となり一安心。ただし気象予報では明日は大気の状態不安定で午後から雷雨の予想と。更なる早目行動を確認し就寝。

5/6 晴れ〜(雷)雨
AM2:30起床。3:50発。それ程冷え込まず適度なしまり具合で歩きやすし。ヘッドラの明かりのもと黒沢池へのトレースをたどっていくとヒュッテから先へのびている。4:35大倉乗越。ここから長助池方面へ急斜面を直に下るのだがステップもありクラスト状態でなかったおかげで問題なく下れた。この斜面用にバイルと補助ロープを持参したのだが今回は不要であった。この先しばらくは見上げればまだまだ大きな雪庇が残っている外輪山からのブロックに注意しながら進む。夏道と同様ダケカンバの疎林からなるルンゼ状をつめ上がり稜上に出てちょい南下すると待望の妙高山頂(5:55)。誰もいない静かな山頂で握手をかわし眺めを満喫したのち往路を駆け下り〜登り7:10大倉乗越。8:09テンバ帰着。撤収してる頃より冷え込みくもりはじめてくる。寒冷前線がやってきたようだ。8:35下山。途中から雷と小雨始まり大急ぎで安全地帯たる樹林帯に入り込み一息つく。雷は一時で雨もおさまり10:06笹ヶ峰帰着。車に乗り込んだ頃より雨ぶり返しジャストセーフの感じで帰路についた。
  
  
  

2012年5月4日 南八ヶ岳 峰の松目    曇り時々晴れ
                                   舟橋(L)、朝倉、折井、倉沢
残念ながら会を去りゆくメンバーの送別もかねて、春山登山をしてきました。天候が安定せず、桜平の駐車車輛はわずか。空と相談しながら出発。夏時間通りでオーレン小屋着。
赤岩の頭方面へ進入。気温の上昇とともに、雪がくさり、足をとられる。各々ワカンをつけて登高。トレースはないが明瞭なマーカーを追跡しつつ、鞍部へ。さらに雪が深くなる中、ラッセルしつつ、オーレンからのコースタイムの倍の時間かかってようやくピークへでました。
ピークではうどんパーティで大休止。その後は、往路を下山。
夜は場所を替えて顧問の仕事場で盛大(?)に送別会をしてビバークとなりました。
折井君、また是非、会に戻ってきてください。
【コースタイム】
桜平6:55〜オーレン小屋8:25〜峰の松目ピーク10:46〜オーレン12:35〜桜平13:52
  
  

2012年3月30日 篠井山  1394m (山梨県) 
山梨県南部町。
もう少しで静岡市なので一足早いお花見を期待したが、今年は無理でした。登山口は福士川に沿って回り込んだ奥山温泉の奥にある。
麓はみつまたきぶしだんこうばいの黄色がみごと。手入れのされた桧林のジグザグ道を往復4時間。頂上から富士山がきれいでした。
             

2012年3月27日 2011年度 定期総会
今年の総括として、本年度定期総会が開催されました。今後の山岳会のあり方や全国連盟提案の個人会員制度の是非、来年度一年間の各部局の活動方針など活発な意見交換が行われました。
         

2012年2月11日〜12日 冬合宿 八ヶ岳西岳〜権現岳、網笠山
                    
CL谷内、SL朝倉、舟橋、折井、矢島、宮坂(松勤)
雪少なめで西岳〜青年小屋間も予想に反ししっかりトレースついており当初の目的の一つであったラッセルの楽しみが味わえず残念であったが、二日目悪天下ではあったが目標としていた権現、編笠のピークを二組に分けて踏むことができました。
 権現組;PL谷内、朝倉、宮坂 編笠組;PL舟橋、折井、矢島
         
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2012年1月21日〜22日 八ヶ岳東面 天狗尾根
                         メンバー;L谷内、宮坂(松勤)、鈴木(非会員)
念願の大天狗の登頂がはたせてよかったのですが、上雪のドカ雪直後で両日とも全くトレースのない地獄谷を自分たちだけで歩きとおせたことが一番の収穫でした。

1/21 くもり、小雪
AM6時茅野発。7時美しの森駐車。7:20トレースのない林道を約20センチの新雪をふみしめ出発。おかげで時間をくい10:45出合小屋。赤岳沢に入り12時尾根取り付き点。急登をひと頑張りで13:04尾根上。テンバを探しつつ、もくもくとラッセルに励み15時カニハサミ岩峰の直下に降雪のおかげと思われる格好の小平坦地あり設営。風雪でなかなか寝付けなかったが夜半には止んで星空も出てくれ一安心。
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2012年1月15日 八ヶ岳 阿弥陀岳              朝倉(L)、舟橋(記)
冬合宿に備えて、アイゼンワークもかねて阿弥陀岳に行ってきました。 
早朝の船山十字路は、アイスクライミングとバリエーション目的の車が既に多数駐車していました。
我々は御小屋尾根の夏道をゆっくり忠実にたどり、約6時間かかって摩利支天へ到達、 ピークには至りませんでしたが、よいトレーニングとなりました。
下山のパーティとは数組すれ違いましたが、登りにとったのは我々だけでした。 天候は概ね晴れ、積雪は最深でもくるぶし程度。 
静かな山行でした。
【コースタイム】 
船山十字路7:09〜御小屋山9:15〜不動清水10:15〜摩利支天13:00〜御小屋山14:15〜船山十字路15:37
         

2012年1月7日 八ヶ岳 網笠山              晴れ風強し
2月の合宿下見を兼ね、冬山訓練山行を実施。
雪はとても少なく、2.100m位までは登山道も地肌が見えている状態。穏やかな陽気だったが、森林限界手前あたりで風が出はじめ、山頂手前の岩場に出ると、すさまじい風が吹き、メガネは凍るし飛ばされそうになるし、悪戦苦闘してようやく山頂に至る。
抜けるような青空で、雲が掛かってはいるが富士山も見ることが出来た。
アイゼンを履くこともなく、本格的な冬山というわけではなかったが、今冬初の山行で、装備類の確認を行うことが出来た。
【コースタイム】
6:00集合--富士見高原ゴルフ場P発7:00--盃流し7:50--編笠山頂11:30 --大休止12:15--ゴルフ場P14:25
        

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